皆さんは、配信中にBGMが大きくてしゃべっている声が聴きにくいのでは?と思ったことはありませんか?
BGMも聴いてほしいですが、話している声の邪魔にはならないようにしたいですよね。
配信で使っているOBSの機能で、しゃべっているときだけBGMを下げることができるんです。
今回は、サイドチェイン/ダッキングソースについて紹介します。
マイク設定で便利な機能で、マイク音とゲーム音を独立させてミュートを簡単にする方法も紹介していますので、気になる方はこちらの記事も見てください。
【OBS】シーンを変えてBGMを流したりマイクをミュートにする方法
サイドチェイン/ダキングソースとは?
OBSに最初からある機能、『サイドチェイン/ダッキングソース』とは、マイクなどの音声ソースの音量を他のソースと連携してコントロールする機能です。
具体的には、『特定の音声が入ったら、他の音声を小さくする』といった感じです。
普段使っているマイクに音声が入ると、BGMを下げてくれるので便利な機能です。
サイドチェイン/ダッキングソースの設定方法
今回は、マイクの音声が入った時に、他の音声を小さくするケースで設定します。
設定は、『OBS』を起動してください。
音声ミキサーで、『音を小さくしたいもの』を選択します。
私の場合だと『ゲーム音』です。
上記の赤枠部分の『…』をクリックしてください。
『フィルタ』を選択してください。
『+』を押し、『コンプレッサー』を選択してください。
設定項目の中にある、『サイドチェイン/ダッキングソース』を選択してください。
ここに普段使っているマイク音を選択してください。
私の場合は、『マイク音』になります。
コンプレッサーと言う機能は、音を小さくする効果があります。
マイクに音が入ることに反応して、BGMを小さくするので、喋っている間音量が下がります。
しかし環境音にも反応してしまうので、『比率』と『しきい値』は設定しておきましょう。
『比率』はどの程度音(ゲーム音など)を小さくするか。
『しきい値』は『どのくらいの音量がマイクに入ったら発動するか』の値です。
この2つは試しながら設定してみてください。
他の2つについても説明しておきます。
『アタックタイム』は、喋りだしてからBGMが下がるまでの時間。
『リリースタイム』は、下がったBGMが元の音量に戻るまでの時間。
設定は試しながら、自分に合うベストマッチな設定を探してみてください。
より視聴者さんが聞き取りやすい配信になると思います。
まとめ
今回は、『サイドチェイン/ダッキングソース』について紹介しました。
OBSのデフォルトの機能で、こんなに便利な機能があるなんて驚きですよね。
他にもいろいろな機能についても紹介していますので、参考にしていただけたら嬉しいです。
これからも便利な機能を紹介していきますので、また遊びに来てくださいね。
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